こんにちは、塾長の石井です。5年ほど前に健康のために始めたランニングが、今では趣味となり、時間をみつけては走る日々を送っています。しかしながら、趣味とはいえ、走ることは苦しかったり嫌になることもあり、モチベーションを保つのが辛いときがあります。そこで大事なことは「目的と目標をかかげる」ということです。これは勉強や部活動などにおいてもあてはまることですので、ぜひイメージしていただければと思います。
目的と目標をかかげることのメリットは、いくつかあると思います。
まず「最終的な目的(ゴール地点)を明確にする」ということです。これはイメージしやすいと思いますが、自分が達成したい内容を具体的にしっかり認識することで、それを達成するための細かな目標の設定や手立てを考えやすくします。
次に「自分の現在地点を知ることができる(理解できる)」ということです。何をするにしても、今現在の自分のレベルがどのくらいなのか、正確に知ることは大事です。これによってスタート地点が分かり、目的に向かって何をすべきかが見えてきます。
そして「目的達成のために、段階的に目標を設定する」ということです。大きな目的であればあるほど、細かな目標の設定が必要になってくると思います。できるだけクリアしやすい目標をたてて、ステップアップが実感できるのが良いと思います。達成感を感じられれば、次のステップへのモチベーションにつながります。実際、目的達成のためには、適切な目標の設定が重要になってくると思います。(達成困難な目標では困るし、簡単に達成できる目標でもステップアップにつながりにくいので・・・)
私の場合、当初は「マラソンの大会で完走する」という目的をたてました。そして達成するための目標は「〇km走る」「〇時間走る」「この坂道を走りきる」などといったものでした。そして目的を達成できたら新しいものにしていき、今では「フルマラソンで3時間30分以内にゴールする」というものになりました。これはまだ達成できていないので、これから挑戦していこうと思います。
先日、とあるマラソン大会に参加してきました。コースの全長が100kmという、とんでもない大会です。炎天下の中で体力的にも精神的にも追い込まれましたが、なんとかゴールすることができました。走っているときに自分を後押ししてくれたのは、これまで積み重ねてきた練習です。「努力は裏切らない」といいますが、本当にその通りだと思います。そしてゴール後に感じる達成感はとても大きく、格別でした。生徒のみんなが自己実現する過程と重なるなぁと思いながら走りました。